トランサミンのニキビへの効果

血液は、血液凝固因子によって固まる作用と、プラスミン(凝固した血液を溶かす物質)によって溶ける作用(線溶現象(せんようげんしょう))とがうまく拮抗して、とどこおることなく流れています。プラスミンが異常に活発になると、出血をおこしたり、出血が止まりにくくなったりします。この出血の原因となるプラスミンの作用を抑えることによって止血する薬が、抗プラスミン剤です。吸収も速く、効果も強力な薬です。トランサミンを摂取することによって、ニキビに対して3つの効果が得られるとされます。

①抗炎症作用
まずひとつめのトランサミンの効果は抗炎症作用です。トランサミンがプラスミンという物質の働きを阻害する働きを持っております。プラスミンによって皮膚のかゆみや炎症が起きているため、トランサミンを摂取することで抑えられます。これによってニキビ跡の赤みや炎症ニキビを鎮静させることができます。

②色素沈着を抑制
またトランサミンはメラニン色素を抑えることができます。メラニン色素はシミだけでなくニキビ跡の色素沈着の原因となります。そのためトランサミンを摂取することによって、ニキビ跡の色素沈着にも有効とされます。

③肌の新陳代謝を高める働き
さらにトランサミンは皮膚の代謝を向上させることで、ターンオーバーを促されていきます。肌の入れ替えが行われることでニキビ跡そのものも改善されていきます。以上のようにトランサミンはニキビに対して有効とされています。ただし抗生物質のようにニキビの根本であるアクネ菌は殺菌することはできませんので注意してください。